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婦人科を受診し、血液検査でホルモンの値を測ることによって、自分が更年期にあるかどうかを確かめることができます。

検査で確認するのは、基本的に、卵巣から分泌される卵胞ホルモンの一種「エストラジオール(E2)」と、卵巣から卵胞ホルモンを出させるために脳下垂体から出る指令ホルモン「卵胞刺激ホルモン(FSH)」の2種類となります。

更年期はすべての女性に訪れますが、症状は出ない人もいます。

更年期の症状を感じる人でも、その出方や、本人がどのように感じるかには個人差があります。

生理前にイライラしたり、妊娠中のつわりがひどかったなど、ホルモン変動への感受性が強い人は、更年期症状もあらわれやすい傾向に。また、ストレスや疲労が蓄積しているときにも更年期の症状が強くあらわれがちです。

また40代後半ぐらいから、何らかの生理不順が始まる人が多いようです。

生理周期や出血量が不規則になり、最終的に1年間生理がこなくなったら「閉経」とみなされます。

閉経後もホルモンの減少に体が慣れるまでの5年ほどは更年期にあたり、不調が続くことがあります。


閉経近くの生理の変化


●月に2回きたり、1ヵ月とんだりする

●いきなり大量に出血する

●生理の量が徐々に減ったり、急にこなくなる場合も