睡眠障害はプレ更年期に代表的な症状
寝つきが悪くて、やっと眠れたと思ったら、夜中に目が覚めてしまう。寝だのが遅かっだのにもかかわらず、朝方、早くに目が覚める。疲れているはずなのに、ぐっすり眠れない。夢をよくみで眠りが浅い……。
こうした不眠や浅眠の訴えは、プレ更年期によく起こる症状です。不眠は、更年期障害の症状としてもよくある代表的な症状です。
不眠の原因、ストレス、過度の疲労に注意
女性ホルモンが低下することで不眠や浅眠が起こりやすくなりますし、落ち込みやイライラ、うつ症状が起こり、その結果、ますます不眠を招くことがあります。
また、ストレスや疲労などで、不眠を起こし、それが体調低下、そして卵巣機能の低下を促すということもあります。
ほかには、プレ更年期症状の冷えやのぼせ症状があって、それが原因で不眠を招くこともあります。
長引かせず早めの対処が大事 寝る前のリラックスタイムを上手に過ごす
日常生活の工夫としては、夜寝る前の準備も大切。早めにゆっくりアロマオイルを灑舟に数滴たらして入浴し、アロマオイルの香りで寝室を満たして、眠りのための準備を整えましょう。
テレビや電話、パソコンなども早めに才フにします。夜はカフェインのある飲み物は避け、温かいハーブティ(眠りを誘うカモマイル、セントジョーンズワード)や温めたミルクをゆっくり飲みます。
寝酒のようなアルコールは体を冷やしますし、飲み過ぎるとかえって早く目が覚めるので控え家しよう。アルコールは夕食のときに適度に楽しむ程度に。